天気のあれこれ♪

普段何気なく見ている雲や雨などから珍しい現象まであれこれ書いていきます~

6年振りに新燃岳が噴火!近隣住民は最大限の警戒を!!

今日はさすがに晴れについてのブログを書こうと思っていましたが、霧島連山新燃岳が6年振りに噴火したので、そちらの記事を書こうと思います~

 

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      目次

 

 

 

1.新燃岳って何て読むの?どんな山なの?

新燃岳しんもえだけと読みます。宮崎・鹿児島県境にある霧島(きりしま)火山群の一峰で成層火山*1(せいそうかざん)になります。標高は1,421mで、山頂には直径約750mもの火口があります。

 

2.そもそもどこなの?

 新燃岳は鹿児島・宮崎県境に位置し、霧島連峰縦走路のほぼ中間になります。噴火口及びカルデラは鹿児島県霧島市域に、尾根筋は宮崎県小林市まで伸びています。

 

 

3.今までに噴火したことあるの?

 最も古い噴火では742年(奈良時代)にあったと記録が残っています。小規模なものも含めると記録に残っているだけでも70回以上噴火を繰り返しており、大きなものでは1716年の享保噴火(江戸時代)・1822年の文政噴火(江戸時代)・1959年の昭和噴火(昭和時代)などがあります。

 

平成に入ってからだと、

2008年(平成20年)8月22日に小規模水蒸気噴火(噴出量は20万トン)

2010年(平成22年)3月30日に小規模噴火

2010年(平成22年)5月~7月にも小規模噴火(5月27日の噴火では噴出物から微量のガラス質のマグマ由来物質を検出。)

2011年(平成23年)1月には中規模なマグマ水蒸気噴火し、火口から上空3,000mまで噴煙が上がるのが確認されている。 

2017年(平成29年)10月11日に小規模噴火(火口からの噴煙は上空300mまで)となっています。

 

 過去の火山活動履歴が詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。↓

www.data.jma.go.jp

 

 

 

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4.今回の噴火に至るまでの時系列を教えて!

9月23日 火山性地震が増加し始める。

10月5日 23時35分 福岡管区気象台鹿児島地方気象台から火口周辺警報(噴火警戒レベル2に引き上げ・火口周辺規制)を発表。23時までの24時間で87回の火山性地震を観測。

10月6日 火山性地震を163回観測。

10月9日 火山性地震を175回観測。

10月11日 05時34分 新燃岳で噴火が発生。(噴煙は加工縁上300mまで上昇し北東へ流れる)

10月11日 11時05分 福岡管区気象台鹿児島地方気象台から火口周辺警報(噴火警戒レベル3に引き上げ・入山規制)を発表。

 

5.噴火警戒レベルって何?何段階あるの?

噴火警戒レベルは、レベル1~5までの5段階に区分して発表される指標です。

 

レベル5(避難)危険な居住地域での避難等が必要。

レベル4(避難準備)警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮者の避難等が必要。

レベル3(入山規制)登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて要配慮者の避難準備等。

レベル2(火口周辺規制)火口周辺への立入規制等。

レベル1(活火山であることに留意)状況に応じて火口内への立入規制等。

 

レベル1から始まり段階的に引き上げられていきます。10月11日14時現在ではレベル3です。

 

6.今どうなっているのか見たいんだけど。

新燃岳の現在の状況はライブカメラで見る事が出来ます。

 

ライブカメラの映像はこちらから↓

orange.zero.jp

 

鹿児島県側と宮崎県側から2つの視点で見られます。宮崎の方は動画でも見られるのでおススメですね。

 

 

 

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7.被害の状況は?

噴石等は確認されておらず、宮崎・鹿児島両県によると、14時現在でけが人など被害の情報は入っていないようです。ただ、宮崎県高原町などで少量の降灰が降っており、農作物などへの被害が懸念されています。高原町では、小学生を保護者が送っていったり、傘・マスクをして通学する児童の姿が見られるなど対応に追われています。

 

8.今後の予想は?

火山性微動も継続しており、振幅も次第に大きくなっています。地殻変動観測では、新燃岳の山体が膨張する傾斜変動が継続しています。

また今度更に活動が活発になる可能性があり、火口から概ね2㎞の範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流にも警戒する必要があります

 

9.まとめ

10月11日14時現在では、今回の噴火によるけが人などは報告されていないようです。ただ、既に近隣地域には降灰などが見られており、健康問題や農作物への影響も懸念されています。

新燃岳の警戒レベルは3に引き上げられていますが、今度さらに活発化する可能性もあるので、ライブカメラで監視するなど近隣にお住まいの方は最新の警戒をお願いします。

 

 

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*1:ほぼ同一の加工から複数回の噴火によって、溶岩や火山砕屑物などが積みかさなり形成された円錐状の火山のこと。