天気のあれこれ♪

普段何気なく見ている雲や雨などから珍しい現象まであれこれ書いていきます~

日本人は落雷に遭うと3割近い方が犠牲になっているらしい。

連日ブログでお伝えしている新燃岳の続報ですが、13日16時で連続噴火は停止していましたが、14日8時半前に再噴火した模様です。噴煙の高さは2,300mにも昇り、11日の噴火以来最も高くなっています。15日13時現在も噴火は続いており、噴火警戒レベル3は継続のままです。引き続き最大限の警戒をお願いします。

 

新燃岳のブログはこちら↓

 

tenkinoarekore.hatenadiary.jp

 

 

 さて、本日はについて書こうと思います~昔から人間の怖いものには、地震・雷・火事・親父』という言葉がありますが、いつ頃からある言葉なのかも調べてみたいと思います~

 

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   目次

 

 

1.『地震・雷・火事・親父』っていつからある言葉なの?

誰が言い出したかは文献等にも残っていないようで定かではありませんが、江戸時代の瓦版には既に載っていたので、少なくとも江戸時代には普通に使われていた言葉みたいです。

2.地震・雷・火事までは分かるが、何で親父なの?

これは色々な説があるのですが、現在伝わっている『親父』ではなく、元は大山嵐(おおやまじ)という言葉でそれが訛ったという説が有力です。大山嵐は台風の事を表しますので、地震・雷・火事・大山嵐(台風)なら納得のいくラインナップだと思います。

3.雷を表す言葉ってどんなのがある?

雷神(らいじん・いかづちのかみ)などと神格化され、日本の民間信仰神道において信仰の対象になっていたくらいですから、雷を表す言葉は沢山あります。

一例を挙げると、稲妻(いなづま)・神鳴(かみなり)・神立(かんだち)・紫電(しせん)・震霆(しんてい)・閃電(せんでん)・電霆(でんてい)・霹靂神(はたたがみ)・霹靂(へきれき)などが代表的です。神鳴・神立・霹靂神など神という字が使われていることが多いのが特徴になります。

 

 

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4.航空気象では雷はどう表す?

これだけ日本では呼び名の多い雷ですが、航空気象ではシンプルにTS(Thunderstormの略)で現在天気(WW)の欄に表現されます。またRMKS欄に雷の強度をFBL(弱)・MOD(並)・HVY(強)の3つで表現します。

例 弱い雷が5km東にあって、北東に動いているケースだと・・・現在天気はTSでFBL TS 5KM E MOV  NEとなります。雨が降っているとTSRAと雨と組み合わせて報じます。

5.雷ってどうやって観測しているの?

日本では全国30箇所に設置した検知局から、雷により発生する電波を受信してその位置・発生時刻等の情報を作成する雷監視システム(LIDEN)を導入しています。このLIDENから入った情報を元に各航空会社などに情報提供されています。

6.雷の発生状況ってどこから見られる?

気象庁のHPの気象庁 | 高解像度降水ナウキャストにアクセスして、下にある雷のアイコンを押すことで落雷状況を確認出来ます。またLIDENの情報ではありませんが、日本全国の各電力会社が独自に雷情報を提供しており、そちらからも確認する事が可能です。

 

東北電力 東北電力 落雷情報:東北全域

東京電力 雨量・雷観測情報

中部電力 雷情報

北陸電力 北陸電力気象情報

関西電力 雷情報|電気の安全・安定供給|エネルギー・安定供給|関西電力

中国電力 雷情報│中国電力

九州電力 九州電力 落雷情報

 

世界の雷の情報はこちらのマップからでも見られます↓

Lightning & Thunderstorms - World Map

7.日本で雷が多いところ、少ないところはどこ?理由は?

気象庁の統計によると、最も少ないのは札幌でわずか8.8日・続いて仙台の9.3日となっています。逆に多いところは金沢の42.4日・新潟が34.8日と多いです。

北海道・東北が少ないのは、最も雷の多い7~8月に湿度が低く、雲の原因となる積乱雲自体が発生しにくいためと思われます。日本海側が多いのは夏もそうですが、冬の雷が非常に多くそれが原因と思われます。(季節風によって発達した雲が日本海側に運ばれるので、冬の雷が多い)

 

雷の観測と統計↓

www.jma.go.jp

 

 

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8.雷が世界で1日に観測される回数・犠牲者の数。

統計データによると、1日に世界で860万回もの雷が発生していて、毎秒100個の放電があると言われています。これだけの数になると犠牲者の数も甚大で、平均で年間24万人が負傷し、その内2万4千人もの方が亡くなっています。

9.日本では年間どれくらいの人が落雷で犠牲になっているの?

少しデータが古いですが、1994年~2003年の統計によると日本での落雷による年平均の犠牲者数は20人となっています。その内13.8人がなくなっており、被害者の実に70%もの方が犠牲になっています。

nisattaさんからご指摘をいただきました情報によりますと、2005年~2009年までのデータでは、負傷者50人に対して死者・行方不明者は14人と死亡率は28%とかなり改善されているようです。(nisattaさん情報ありがとうございます。)

10.雷の被害に遭わないためにはどうしたら良い?

雷は高い所・高い物・高く突き出た物に落ちやすい性質があるので、建物の屋上や山の頂上はかなり危険です。また周りに高い建物がないグランドや公園も要注意です。

日本人が良くやりがちなのが、雷が鳴っていても雨が降っているから傘をさす・雨宿りも兼ねて木の下に隠れること。これが日本人が犠牲になる理由の1つです。雷が鳴り出したらすぐに建物や自動車の中に避難しましょう!!

どうしても周りに建物がない場合は、突っ立っているよりはしゃがんだ方が落雷に遭うリスクが減ります。またしゃがむ際には、両足のかかと同士を接触させた状態でつま先立ちをするようにすると、落雷にあっても電気が上半身に流れにくくなるので、いざという時にはやってみて下さい。(つらい体勢ですが、命を守るには最適です。)

11.まとめ

日本人が雷で犠牲になる確率は、3割近くと結構な割合なことが分かりました。いざ外で雷が鳴り出したらどうしたら良いのかを家族で話し合っておくなど、対策を事前に教えておくことが被害を減らすのに重要です。雷に対する知識・対策を身に付け、犠牲にならないようにしましょう!!

 

  

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