天気のあれこれ♪

普段何気なく見ている雲や雨などから珍しい現象まであれこれ書いていきます~

『カマキリの卵の位置でその年の積雪量が分かる』というのはウソ?

先日ブログで書いた台風21号ですが、17日15時現在では、フィリピンの東に位置しており、中心気圧は985hPa・20㎞/h の速さで西に進んでいます。

 

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18日からは北に移動を開始し、20日15時では920hPaと非常に強い勢力まで発達しながら、北上を続ける予想となっています。

 

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22日には、鹿児島の一部が予報円の上限にかかるなど、衆議院議員選挙の投票行動にも影響を与える事も考えられます。台風の接近によって全国的にも天気は悪くなると思われるので、期日前投票を利用するのもアリですね。

 

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 台風のブログはこちら↓

 

www.tenkinoarekore.com

 

 

さて、本日は全国で最初に釧路で初雪が観測されたので、雪について書いていこうと思います~♪

 

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   目次

 

 

1.雪を表す表現には、どんなのがある?

雪の美しさを表す白雪(しらゆき)・雪花(せっか)形状を表すボタン雪・粉雪(こなゆき)・綿雪(わたゆき)・餅雪(もちゆき)積もった状態を表す新雪(しんせつ)・どか雪・粗目雪(ざらめゆき)などたくさんの表現があります。幻想的な光景という事もあって、雪を表す言葉は豊富にあります。

2.航空気象では、どうやって雪を表現するの?

これだけたくさんの表現がある雪ですが、航空気象ではシンプルにSNで表されます。地雪(SN)としゅう性の雪(SHSN)・霧雪(SG)で表現されます。雪の強度については、雨のように降ってくる強さで判断するわけではなく、卓越視程を基準に弱・並・強で表現されます。

3.雪って小さい頃食べたけど、あれって大丈夫?

降ってきている雪を食べるのは、アメリカのオレゴン州立大学のAnne Nolin教授によると、ホコリや花粉などは普段生活する中で体内に取り込む量と変わらないとの事なので、食べても健康に問題があるレベルではないようです。

ただ、一旦地面につくと、見た目は綺麗そうでもばい菌や排気ガスなどが付着しているケースがあるので、やめておいた方が良いかもしれません。(ちなみに私は小さい頃は良く食べていたけど、お腹壊したことはないですwww)

 

 

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4.雪に関する言い伝えにはどんなのがある?

有名なのは『カマキリの卵の位置で、その年の積雪量が分かる』といった説でしょうか。これは研究として重要な実験がされておらず、科学的根拠はないと言われています。

『冬空に大音響あれば大雪のきざし。』は雪起こしのことをいい、雷鳴が寝ていた雪を起こすようであることからこう呼ばれています。(日本海沿岸地方では寒ブリの時期な事からブリ起こしとも言います。)日本海側では冬型の気圧配置が強まると、シベリアから冷たく乾いた空気が降りてきて、日本海の暖かい水蒸気が混じり合い、それが山にぶつかると急速に積乱雲を発達させます。この積乱雲は激しい雪を降らせることが多く、根拠のある説と言えるでしょう。

5.初雪って誰がどう決めるの?

初雪は、寒候年(前年8月から当年7月まで)に初めて降る雪(みぞれを含む)をいい、付近の気象台・測候所で職員が目視での観測をしています。雪じゃないといけない訳ではなく、少しでも混じっていれば初雪となります。

6.釧路で初雪が全国で一番早かったのはいつ以来?

17日の釧路の上空1500m付近には、約ー3℃の寒気が流れ込んでいて、6時50分頃から10分ほど雨に雪が混じりました。釧路では2016年の10月20日より3日早く、平年平均の11月10日より24日も早い観測となりました。

釧路が全国で最初の初冠雪になったのは、2001年以来で16年振りです。

 

 

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7.積雪〇㎝ってどうやって観測しているの?まさか人間が物差しで測ってる?

積雪の観測には大きく分けて3パターンがあります。

 

①目盛りのついた雪板を置き、人間が巻き尺等で測る。

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②超音波が雪面で反射して送受波器に戻るまでの時間を計測し、温度による音速補正を行う事で、送受波器から雪面までの距離を求める超音波式積雪計。

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受波器と雪面までの距離をレーザー光が雪面に反射して戻ってくるまでの時間を用いて求める光電式積雪計。

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以前は超音波式を使っている観測所が多かったですが、積雪面が水平でないと音波の雪面からの反射が送受波器に届かないことなどがあった事から、光電式積雪計を採用する観測所が増えています。(空港等では、昔ながらの雪板を使って観測しているところもある。)

8.今年の冬は暖冬傾向って本当?

気象庁の3か月予報によると、10~12月の平均気温は北海道・東北・九州では平年より高い予想となっています。それ以外の地域は平年並みですが、全体的には暖冬傾向と言えるでしょう。

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ただ、先日の東京都心では最高気温が平年より7.3℃も低い14.3℃までしか上がらず、10月中旬に都心で最高気温が15度を下回ったのは実に46年振りの記録になっています。こうした事実を踏まえると、暖冬傾向というのも怪しいものです。(毎年暖冬傾向って言っておいて、たくさん降っている気がするwww)

9.まとめ

『カマキリの卵でその年の積雪量が分かる』は結構有名な説ですが、残念ながら科学的根拠はないようです。今まで普通に信じていたのでややショックですが、正しい知識が手に入ったので良しとしましょう。今年の冬は全体的には暖冬傾向ですが、日本海側は平年より雪が多いと言われているので、今から冬の備えをしておいた方が良いかもしれませんね。

   

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