天気のあれこれ♪

普段何気なく見ている雲や雨などから珍しい現象まであれこれ書いていきます~

世界最大の雹(ひょう)は直径29.6㎝・重さ3.4㎏で日本の埼玉で降った?

先日ブログで書いた台風21号ですが、18日12時現在では、フィリピンの東に位置しており、中心気圧は970hPa・15㎞/h の速さで北北東に進んでいます。

 

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 台風5日線路予報では、23日09時の時点で和歌山県南まで北上する予想となっており、週明けは日本列島の広い影響が出ると思われます。対象地域にお住まいの方は、通勤・通学などお気をつけ下さい。

 

 

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さて、本日は昨日の雪に続いて、霰(あられ)と雹(ひょう)について書いていこうと思います~♪

 

 

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   目次

 

 

 

1.霰(あられ)と雹(ひょう)の名前の由来は?

霰(あられ)は、動詞アラク(散)の語根を重ねたアラアラ、又はアララの約が転じたとされています。

雹(ひょう)は、雨が丸く凍って降ってくるところから作られたと言われています。

2.霰(あられ)と雹(ひょう)の違いは?海外も一緒?

霰(あられ)と雹(ひょう)の発生メカニズムは基本的に一緒であり、違いとしては大きさで区別しており、雹(ひょう)は直径5㎜以上に対し、霰(あられ)は5㎜未満となっています。

ちなみに霰(あられ)と雹(ひょう)を分けているのは日本くらいで、海外では同じ表現を使っています。

例 英語では共にhail(ヘイル)・ドイツではhagel(ハーゲル)・イタリアgrandine(グランディネ)など。

3.雹(ひょう)の危険性。

雹(ひょう)のメカニズムは、空気中の水蒸気により雲の中に氷の塊が発生します。これが積乱雲の中で上昇・下降を繰り返して大きくなると重みで地上に降ってきます。直径5㎝を超えると、落下のスピードが100㎞/hを超えると言われており、地上10階くらいからゴルフボールを落とした時と同じくらいの衝撃になります。頭に当たったら痛いでは済まなさそうですね。

 

雹の大きさと落下速度の関係☟

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4.過去に降った雹(ひょう)は驚きの大きさだった!!

気象庁の天気相談所によると、日本で最大の雹(ひょう)が降ったのは、大正6年6月29日午後、埼玉県北部で降ったと言われております。その時の記述によれば、『同地荒物商、角屋主人の語る所によれば八十匁(もんめ)乃至(ないし)二百五六十匁のもの最も多く、まれには南瓜(かぼちゃ)大のものあり。その大なるもの一箇を拾得し、秤(はかり)に掛けるまでには多少融解せるも、なほ九百匁の重ありたりと云ふと記されており、直径29.6㎝・重さ3.4㎏と言われています。ただ残念ながら公式には記録されておらず、世界最大と言われているのは2010年7月23日にサウスダコタ州のViVianで降った直径20㎝・重さは878gになります。

当時の雹の写真はこちら☟(巻き尺はインチだと思われる。1インチ=2.54㎝)

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世界の衝撃的な雹(ひょう)映像はこちら↓


【超衝撃】これぞギネス世界最強の雹(ヒョウ)!! amazing storm!!

 


Very Large Hail

5.霰(あられ)の種類には?

霰(あられ)には、氷あられと雪あられの2種類があります。氷あられの発生のメカニズムは、雹(ひょう)と同じで積乱雲から降ってきます。特徴としては、白色半透明か不透明な氷の粒で、地面に落下しても割れない事が多いです。(冬は3℃~7℃くらいで良く降る)

氷あられの画像☟

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雪あられは、雲の中の水蒸気同士が瞬時にくっついた状態で、隙間を開いているため、地面に落ちた場合壊れやすくなっています。色は白色不透明で気温が0℃付近の時に発生しやすいです。

雪あられの画像はこちら☟

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6.航空気象ではどう表すの?

航空気象では、雪あられも氷あられも同じGSで、現在天気(WW)に表されます。ただ、氷あられか雪あられかは航空機にとってはかなり重要なので、RMKS欄にて氷あられはSMALL HAIL・雪あられはSNOW PELLETSと記入して通報文を見た人が瞬時に分かるようにしています。

 

 

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7.霰(あられ)・雹(ひょう)は航空機には危険な存在!

雹(ひょう)の危険性は言うまでもないと思いますが、霰(あられ)も航空機に危険な存在となります。特に霰(あられ)の中でも氷あられが危険と言われており、氷が主翼に付着すると、飛行に大きな影響を与えてしまいます。

アメリカの実験では、翼に0.8㎜の氷が付着すると、離陸時の揚力が8%失われるといったデータもあり、冬場の空港には翼についた氷を溶かす『デ・アイシングカー』と呼ばれる特殊な車両を待機させています。

離陸するために滑走路まで行った航空機が氷あられが降ってきて、戻ってくるのはこのためです。(ちなみに離陸さえしてしまえば上空は空気が乾燥しているため、機体・翼が凍る事はありません。)

8.まとめ

過去には非公式ながら埼玉県で南瓜(かぼちゃ)サイズの雹(ひょう)が降っていたことが分かりました。今年の7月にも東京都内に大量の雹(ひょう)が降ってきて(2㎝~3㎝)ニュースになりましたが、その比ではないですね。雹(ひょう)は直径5㎝を超えると、落下のスピードが100㎞/hを超えると言われており、車のルーフを凹ますものもあるくらいなので、降ってきたらすぐ避難しましょう!!

   

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