天気のあれこれ♪

普段何気なく見ている雲や雨などから珍しい現象まであれこれ書いていきます~

暖冬の方が東京は雪が積もりやすい(・・?

先日台風21号について追加記事を書きましたが、20日15時50分の進路予想では、昨日より若干西側を通るルートに変わってきているようです。

予報円の真ん中を通った場合、東海地方に上陸して関東~東北へ抜けるコースになっています。

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日本列島に上陸寸前の23日03時の予想では、中心気圧は965hPaと強い勢力を保ったままの接近となりますので、近隣にお住まいの方は最大限の注意をして下さい。

 

台風の過去記事はこちら☟

 

www.tenkinoarekore.com

 

 さて、昨日は東京都心の最高気温が12.3℃までしか上がらず、12月中旬並みの寒さとなりました。都心で10月中旬に最高気温が13℃未満になったのは、1957年以来で60年振りです。今年の東京の冬は寒いのか?東京が大雪の可能性はないか?といった視点から色々書いていこうと思います~

 

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   目次

 

 

1.暖冬(だんとう)・寒冬(かんとう)の基準は?

暖冬(だんとう)は、平年(1981-2010年の平均)に比べて気温の高い冬のことを言い、寒冬(かんとう)はその逆で平年に比べて気温の低い冬のことです。それぞれに3階級ずつあり、各地方ごとに表現されます。

暖冬の基準 北日本 0.5℃以上 

      東日本 0.5℃以上      

      西日本 0.5℃以上      

      南西諸島 0.3℃以上     

寒冬の基準 北日本 -0.4℃以下

         東日本 -0.2℃以下

      西日本 -0.2℃以下

      南西諸島 -0.2℃以下

2.北日本は暖冬傾向。

 まずは10~12月の平均気温を見ていただきましょう。

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 平均気温が高めと出ているのは、九州・北日本くらいで後は平年並となっています。

では、冬本番の12月~2月はどうでしょう。

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九州も平年並みとなり、高い予想は北日本だけですね。他の地域は平年並といったところでしょうか。

 

3.1993年のパターンと今年は似ている?

1993年といえば記録的な冷夏となり、米不足が起こり平成の米騒動とも言われた年です。そんなのあったっけ?という人には、タイ米』を輸入した年というと思い出すかもしれませんね。そう、あの長いお米ですね~

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私は食べた事はありませんが、おいしくないと不評だったようです。

話が若干それましたが、その1993年は8月上旬・中旬の東京の真夏日(30℃以上の日)がわずか4日しかない年でした。(8月トータルでは10日)

さて、今年はというとわずか9日で、1桁に終わったのは1993年以来となっています。8月下旬は暖かくなったため、最終的には真夏日はトータルでは19日となりましたが、内訳をみると真夏日(30℃以上の日)が18日で・猛暑日(35℃以上)はわずか1日でした。

 

 

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4.それで東京は1993-1994年は雪が降ったの?

1994年2月11日夜に九州の南海上にあった低気圧が発達しながら東北東進し、12日未明から都内では雪が降りだして関東地方を中心に大雪となりました。東京では最深積雪23cm・横浜22cm・名古屋12cmなどとかなり積もり、首都圏の交通は大混乱となりました。2014年に記録更新をした27cmに次いで平成に入ってからは2番目の記録となっています。

ちなみに東日本は平年±0℃だったので、完全な平年並みですね。北日本は+0.4℃と暖冬とまではいきませんでした、暖かかったようです。

5.北日本が暖冬の時の方が太平洋側はヤバい?

平成に入ってから東京で最深積雪が10㎝を超えた年と北日本の平年との差を比べてみましょう。

・1989-1990 11㎝ 北日本+0.6℃ 

・1991-1992 17㎝    +0.6℃

・1993-1994 23㎝    +0.4℃

・1995-1996 14㎝    +0.1℃

・1997-1998 16㎝    -0.2℃

・2013-2014 27㎝    +0.2℃

 

1997-1998年のみ-0.2℃となっていますが、北日本が平年より暖かいと太平洋側(東京)が良く降っていますね。 

6.なぜ北日本が暖冬傾向だと、太平洋側が雪が増えるの?

北日本が暖冬だとシベリア高気圧の張り出しが平年よりも弱くなって勢力が弱まるため、低気圧は日本列島の南側の通過が増加します。これを南岸低気圧というのですが、これが東京など本来雪のあまり降らない太平洋側にドカ雪を降らせる原因になります。

今のところ北日本は暖冬傾向にあるようなので、その影響で南岸低気圧が増える可能性があります

 

 

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7.まとめ

暖冬というと雪が降らないといったイメージですが、暖冬だからこそ太平洋側は雪が多くなる傾向があるようです。

東日本自体は平年並みとなっていますが、北日本が暖冬傾向にあるので、南岸低気圧が増える可能性があります。太平洋側にお住いの方もスタッドレスタイヤやチェーンの準備など早めにしておくと安心かもしれませんね。

   

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