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地球温暖化の戦犯はパリ協定を離脱したアメリカじゃなくて中国だった!?

11月13日にCOP23で『世界の二酸化炭素(CO2)排出量が2017年には2%上昇する見通し』が発表されたので、前回の記事でも取り上げましたが、改めて地球温暖化問題を考えていきたいと思います~

 

前回書いた地球温暖化の記事☟

www.tenkinoarekore.com

 

 

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引用:世界CO2排出量、3年ぶり増加へ 「人類にとって大きな後退」 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

 

 

 

    目次

 

  

1.COP23で2017年にはCO2排出量が2%上昇する見通しと発表!

 ドイツ・ボンで開催中の国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)で世界の二酸化炭素(CO2)排出量が、2017年には2%上昇する見通しだとの研究結果が発表されました。2014年以降横ばいとなっていたため、地球温暖化を引き起こすCO2の排出量は既にピークを迎えたとの期待が出ていましたが、今回の発表で打ち砕かれる形となってしまいました。

 

2.パリ協定では産業革命前と比較して世界をの平均気温上昇を2℃未満に抑える事を目標にしていた!

2015年に採択されたパリ協定では、産業革命前と比較して世界の平均気温上昇を2℃未満に抑える事を目標としていました。ただ今回の研究結果をまとめた大規模な報告書の筆頭著者であるコリーヌ・ルケレ氏によると、「2017年に人間の活動によって排出された世界のCO2量は410億トンと推計され、温暖化を1.5度以下どころか2度以下に抑えるための時間も足りなくなっている」と語っています。 

 

3.地球温暖化により世界文化遺産の約1/4が危機にさらされていると発表。

COP23で発表された報告書によると、サンゴ礁・氷河・湿原といった世界自然遺産のうち、危機にさらされた遺産の数は2014年の35ケ所から62ケ所へと増加し、全登録遺産に占める割合も2014年の1/7から1/4にまで増加したとのことです。

その中でも最も脅威にさらされているのがサンゴ礁で、ここ3年間でインド洋のアルダブラ環礁・大西洋のベリーズ珊瑚礁保護区・オーストラリアのグレートバリアリーフの3ケ所が壊滅的な白化現象に見舞われています。

 

サンゴの白化現象の画像はこちら☟

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4.世界の平均気温が上昇すると、具体的にどうなるの?

 世界の平均気温が上昇すれば、犠牲者を出すほどの熱波や干ばつ・超大型の暴風雨などの変調を地球に引き起こすとされています。具体的には以下のような影響があると言われています。

 

・アメリカの山火事の規模が現在の4倍→8倍に上昇。

・北極圏の氷の融解により、1年あたり30%ずつ縮小が続く。

・氷河が溶ける&海面温度の上昇により、海面が上昇して海に沈む国々が出てくる。

・様々な生物が絶滅の危機に瀕する。IPCCの予測では20~30%の動植物が絶滅の危機。

 

5.WMOの温室効果ガス年報では、21世紀末には最大4.8℃上昇するという予測も。

WMO(世界気象機関)の温室効果ガス年報によると、1950年から2100年までの気温変化は最大4.8℃と予想されています。4.で書いた海面上昇では、最大82㎝上昇するとも言われています。

日本はそこまで関係しないと思っているかもしれませんが、海面が1m上昇すると日本全国の砂浜の9割は失われると予測も出ています。また大阪では北西部から堺市にかけて海岸線はほぼ水没し、東京でも堤防を高くするなどの対策を取らないと、江東区墨田区江戸川区・葛飾区のほぼ全域で影響が出ると言われています。

  

6.CO2排出量増加の原因は、やはりパリ協定を離脱したアメリカなの?

2017年6月1日に世界のCO2排出量の15%以上を占めるアメリカが、トランプ大統領によってパリ協定からの離脱が表明されました。今回のCO2の排出量増加は、やはりアメリカのせいなのでしょうか?

実はこの問題で良くやり玉に挙げられるアメリカは、2017年は増加するどころか0.4%ですが減少させているのです。アメリカのCO2排出量は、石炭から天然ガスへの転換などによって2005年比と比べると10.2%も減少させており、この問題でアメリカを非難するのはお門違いですね。

 

7.えっ!?じゃあ、どこの国が原因でこんなに増加しているの?

それはこのグラフを見てもらうと、一目瞭然だと思います。

 

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引用:温室効果ガス排出量の現状等について

 

日本も含めて先進国の多くは、2005年比で削減するように努力していますが、それを無視するかのように異常な伸びをしている国があります。そう、世界1位のCO2排出国で全体の30%近くを占める中国です!!2005年比でも33%増と削減する気があるとは思えません。

また2017年も中国のCO2排出量は、主任研究員の1人であるオスロ国際気候環境研究センターのグレン・ピーターズ氏によると、経済成長に伴う石炭需要の増加で3.5%押し上げられるとの予想が示されており、戦犯は中国なのです!!

 

8.まとめ

COP23の発表によると、2017年も世界のCO2排出量は2%も上昇してしまったようです。この戦犯は中国であり、2005年からの推移を見ても削減するつもりもなさそうです。日本人が頑張ったところで中国がこれではほぼ効果なしかもしれませんが、そうは言っても気温上昇は待ってくれないので、1人1人が出来る事をやっていくしかないですね。 

 

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