天気のあれこれ♪

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地球温暖化を止めるために、人間の技術で出来るかもしれない8つの『地球工学的な対策』!!

天気のあれこれでは、地球温暖化に関する記事を何件か書いてきましたが、このままいくとパリ協定の気温上昇を2℃未満に抑える事は難しそうです。では、人間は指をくわえて見ているしかないのでしょうか?今の技術で出来ることを考えていきたいと思います~

 

地球温暖化に関する記事 その1☟

 

www.tenkinoarekore.com

 

地球温暖化に関する記事 その2☟

 

www.tenkinoarekore.com

 

地球温暖化に関する記事 その3☟

 

www.tenkinoarekore.com

 

地球温暖化に関する記事 その4☟

 

www.tenkinoarekore.com

 

 

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    目次

 

1.パリ協定の2℃未満に抑える事はそもそも不可能なレベル?

世界の平均気温の上昇幅を今世紀末の時点で、産業革命前から2℃未満に抑えるという世界共通の長期目標を定めたパリ協定ですが、これを達成するには今世紀後半の温室効果ガスの排出を実質0にしないと達成は難しいと言われています。

国連環境計画の発表では、パリ協定を世界各国が順守しても今世紀末には少なくとも3.0℃~3.2℃上がる可能性が高いとの報告もなされており、現実的に考えて達成は不可能なレベルではないかと思われます。

 

2.人間は気温上昇を指をくわえて見ているしかないのか?

年々暑くなっていっている地球ですが、我々人間は指をくわえて見ているしかないのでしょうか?『パリ協定での地球温暖化対策』をプランAとすると、実は『地球工学的な対策』のプランBも用意されているのです。

 

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3.プランBは『太陽入射光の低減』と『二酸化炭素の回収』の2種類!!

プランBには大きく分けると、『太陽光入射光の低減』と『二酸化炭素の回収』の2種類に分類されます。

まず『太陽入射光の低減』ですが、地球に降り注ぐ太陽光線の一部を宇宙空間に跳ね返して、地球の表面に到達するのを防ごうという考えです。

もう1つが『二酸化炭素の回収』ですが、その名の通り発生した二酸化炭素を回収して減らすといった考えです。どちらも考え方はシンプルですが、実現するのは大変そうですね。

 

 

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4.『太陽入射光の低減』の具体的な対策は?

太陽光を跳ね返すとなると大きな鏡で跳ね返すくらいしか素人には思い浮かびませんが、もちろんそんな考えじゃありません。(現実的にそんな鏡を作るのは不可能だしwww)

現在検討されているプランは、下記の2つです。

反射効果のある微粒子を成層圏に投入する!

太陽熱を遮断するために雲を操作する!

 

どちらも現実的なプランじゃないな~と思ったのですが、『反射効果のある微粒子を成層圏に投入する』プランは既にアメリカで実現化に向けて動いており、2018年秋にはアリゾナ州で実験が検討されているようです。

 

『太陽熱を遮断するために雲を操作するは、洋上にある雲を上手に利用・熱を吸収しやすいと言われている巻雲を薄くするといった研究がされているようですが、具体的な研究成果はまだ見られていないようですね。

 

5.『二酸化炭素の回収』の具体的な対策は?

二酸化炭素の回収』と言われると、木を植えるくらいしか思いつきませんが、具体的にはどんな案があるのでしょうか。

現在検討されているプランは下記の6つです。

・海洋の肥沃

・風化の促進

・バイオ炭

・BECCS

二酸化炭素の直接回収

・大規模な森林化

 

まず『海洋の肥沃』ですが、二酸化炭素を吸収してくれる海洋の微小な植物プランクトンを増やす計画になります。具体的には海洋に硫酸鉄粉を散布することで、より大きな植物プランクトンのコロニーを形成させるようです。

 

2番目の『風化の促進』ですが、大気からの二酸化炭素の除去を行ってくれる岩石の自然風化を人工的に加速させようといった考えになります。具体的にはカンラン石と呼ばれる鉄ケイ酸塩の粉末を海洋や熱帯地域の特定の場所に散布して風化を進めます。

そんなに効果あるのかな?と思いましたが、岩石の自然風化は毎年大気から約10億トンの二酸化炭素を除去しているとの事です。2016年の二酸化炭素排出量が約330億トンと言われていますから、全体の3%の削減に貢献してくれており、かなり有効な対策と言えるかもしれません。

 

3番目の『バイオ炭』は長期にわたって二酸化炭素を貯留出来ると言われています。

バイオ炭はこちら☟

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これを土壌に混ぜようというのがこの対策のようです。

 

4番目の『BECCS』ですが、バイオマスエネルギーと二酸化炭素の収貯留を組み合わせた技術で、成長過程において空気中から二酸化炭素を吸収してくれるセイヨウアブラナ・サトウキビ・トウモロコシ・スイッチグラスなどの『第2世代』のバイオ燃料を植えて、それを収穫してエネルギーを生成・燃やす際に発生する二酸化炭素を隔離・回収するといったプロセスになります。

パリ協定での気候変動モデルでは、このBECCSに期待しているようなので、これが一番重要っぽいですね。

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5番目の二酸化炭素の直接回収』ですが、大気中から二酸化炭素を直接回収して燃料ペレットに変換したり、地下で貯留しようという対策方法です。既にマイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツ氏が支援するカナダの企業が2015年に試験施設を・アイスランドでも同様の施設を別の企業が建設しており、今後期待の出来る対策かもしれません。

 

最後に『大規模な森林化』ですが、広範囲に植林をすることで二酸化炭素濃度を緩和しようという対策です。これは昔から行われていた対策ですが、二酸化炭素排出量が増え続けていることを考えると、あまり期待出来ないかもしれませんね。

 

 

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6.まとめ

地球温暖化に対する地球工学的な対策を紹介してきましたが、それも莫大な費用がかかるようで、なかなか進んでいないようですね。『風化の促進』・『二酸化炭素の直接回収』辺りは結構面白いと思うので、何とか実現して欲しいものです。 

 

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