霧島山(新燃岳)では、25日16時00分に霧島山(新燃岳)火山の状況に関する解説情報第48号が発表されました。そこで本日の天気のあれこれでは、その内容について見ていきたいと思います~
目次
- 1.新燃岳では25日15時までに火山性地震108回・火山性微動2回・爆発的な噴火1回観測!!小規模な火砕流も発生!!
- 2.新燃岳の噴火警戒レベルは3を継続!!
- 3.溶岩流は22日に比べて、さらに3m流下!!
- 4.火山ガスは1日あたり300トンとやや多い状態が継続!!
- 5.傾斜計では噴火に伴い、山体がわずかに隆起沈降する変動を観測!
- 6.新燃岳のリアルタイムの状況が見たい!!
- 7.まとめ
1.新燃岳では25日15時までに火山性地震108回・火山性微動2回・爆発的な噴火1回観測!!小規模な火砕流も発生!!
霧島連山・新燃岳では、25日16時00分に発表された『霧島山(新燃岳) 火山の状況に関する解説情報 第48号』によりますと、25日に噴火が2回発生し、そのうち1回が爆発的噴火でした。
噴煙が火口縁上2,100mまで上昇し、ごく小規模な火砕流が新燃岳火口の中心から西側へおよそ800m流下しました。この連続噴火は、13時00分まで継続しています。
3月23日以降の火山性地震・火山性微動・爆発的な噴火の回数は以下の通りです。
引用:火山の状況に関する解説情報(霧島山(新燃岳)第48号)平成30年3月25日16時00分
2.新燃岳の噴火警戒レベルは3を継続!!
霧島山(新燃岳)では、活発な火山活動が続いており、噴火警戒レベル3(入山規制)が継続しています!!
新燃岳火口から概ね3㎞の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石、及び新燃岳火口から概ね2㎞の範囲では火砕流に警戒してください。
3.溶岩流は22日に比べて、さらに3m流下!!
霧島市牧園町から実施した観測では、24日16時頃に北西側斜面の溶岩は、22日10時頃に比べて約3m流下しました。なお、観測を開始した9日18時頃以降では、約77m流下しています。
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4.火山ガスは1日あたり300トンとやや多い状態が継続!!
24日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり300トン(前回22日は600トン)でした。また、新燃岳西側斜面の割れ目付近の噴気は、引き続きやや多い状態が継続していることを確認しています。
5.傾斜計では噴火に伴い、山体がわずかに隆起沈降する変動を観測!
高千穂河原観測点の傾斜計では、噴火に伴い山体がわずかに隆起沈降する変動が観測されています。火山活動も活発化しており、今後の火山情報に注意してください。
6.新燃岳のリアルタイムの状況が見たい!!
気象庁の監視カメラの画像はこちらから見られます↓
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7.まとめ
霧島連山・新燃岳では、爆発的な噴火に伴って噴煙は2,100mまで上昇・小規模な火砕流も発生しました。火山活動は依然活発化した状態が継続しており、今後の火山情報に注意して下さいね!!
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