韓国で昨年起きた異例の強い地震について、水圧破砕法と同様の高圧注水を伴う地熱発電技術『強化地熱システム』に誘発された可能性があるとの研究論文が米科学誌サイエンスによって公表されました。そこで本日の天気のあれこれでは、その内容について見ていきたいと思います~

目次
- 1.2017年11月に韓国でM5.5の地震が発生!
- 2.この昨年の地震は地熱発電技術『強化地熱システム』に誘発された?
- 3.フラッキングにより大量の廃水が出て、断層に圧力が加わったか!?
- 4.今後地熱発電は厳しい状況になるかも?
- 5.まとめ
1.2017年11月に韓国でM5.5の地震が発生!
昨年11月15日に韓国の港湾都市である浦項でM5.5の地震が発生しました。この地震によって数十人が負傷するなど、多大な損害が出ています。朝鮮半島でこのような大きな自然地震が発生すること自体が稀で、史上2番目の規模となりました。
2.この昨年の地震は地熱発電技術『強化地熱システム』に誘発された?
韓国で昨年起きた異例の強い地震について、水圧破砕法(フラッキング)と同様の高圧注水を伴う地熱発電技術『強化地熱システム』に誘発された可能性があるとの研究論文が米科学誌サイエンスによって公表されました。 科学者らはこの地震について、震源が浅いことから、発生数か月前から付近の地熱発電施設で行われた高圧での地下注水に誘発されたと推測しています!!
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3.フラッキングにより大量の廃水が出て、断層に圧力が加わったか!?
フラッキングは、砂や化学薬品を混ぜた高圧の水を注入して地下の岩に亀裂を生じさせ、内部の原油や天然ガスを採取する手法で、これにより手付かずだった膨大な資源の採掘が可能にした画期的な技術です。ただ、この方法には大量の廃水が発生するのですが、それが地下に捨てられた場合は、断層に圧力が加わる可能性があります。
4.今後地熱発電は厳しい状況になるかも?
今回の研究論文では、この見方が正しければ、浦項の事例は強化地熱システムに関連した地震として『規模と被害の両面で過去最大』であり、「世界の地熱産業にとって『ゲームチェンジャー』となる可能性がある」としています。水圧破砕法(フラッキング)には反対の声もあり、今回の地震で地熱発電をめぐる状況が一変する可能性があります。
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5.まとめ
韓国で昨年起きた異例の強い地震について、水圧破砕法と同様の高圧注水を伴う地熱発電技術『強化地熱システム』に誘発された可能性があるとの研究論文が米科学誌サイエンスによって公表されました。真偽の程は不明ですが、水圧破砕法(フラッキング)には反対の声もあり、今回の地震で地熱発電をめぐる状況が一変する可能性があります。便利さを求めるあまり、地震を発生しては元も子もありませんから、しっかりと調べてほしいものですね。
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