雪を表す表現には、どんなのがある?
雪の美しさを表す白雪(しらゆき)・雪花(せっか)や形状を表すボタン雪・粉雪(こなゆき)・綿雪(わたゆき)・餅雪(もちゆき)、積もった状態を表す新雪(しんせつ)・どか雪・粗目雪(ざらめゆき)などたくさんの表現があります。幻想的な光景という事もあって、雪を表す言葉は豊富にあります。雪って小さい頃食べたけど、あれって大丈夫?
降ってきている雪を食べるのは、アメリカのオレゴン州立大学のAnne Nolin教授によると、ホコリや花粉などは普段生活する中で体内に取り込む量と変わらないとの事なので、食べても健康に問題があるレベルではないようです。ただ、一旦地面につくと、見た目は綺麗そうでもばい菌や排気ガスなどが付着しているケースがあるので、やめておいた方が良いかもしれません。(ちなみに私は小さい頃は良く食べていたけど、お腹壊したことはないですwww)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
雪に関する言い伝えにはどんなのがある?
有名なのは『カマキリの卵の位置で、その年の積雪量が分かる』といった説でしょうか。これは研究として重要な実験がされておらず、科学的根拠はないと言われています。『冬空に大音響あれば大雪のきざし。』は雪起こしのことをいい、雷鳴が寝ていた雪を起こすようであることからこう呼ばれています。(日本海沿岸地方では寒ブリの時期な事からブリ起こしとも言います。)日本海側では冬型の気圧配置が強まると、シベリアから冷たく乾いた空気が降りてきて、日本海の暖かい水蒸気が混じり合い、それが山にぶつかると急速に積乱雲を発達させます。この積乱雲は激しい雪を降らせることが多く、こちらは根拠のある説と言えるでしょう。
初雪って誰がどう決めるの?
初雪は、寒候年(前年8月から当年7月まで)に初めて降る雪(みぞれを含む)をいい、付近の気象台・測候所で職員が目視での観測をしています。雪じゃないといけない訳ではなく、少しでも混じっていれば初雪となります。スポンサーリンク
スポンサーリンク
釧路で初雪が全国で一番早かったのはいつ以来?
17日の釧路の上空1500m付近には、約ー3℃の寒気が流れ込んでいて、6時50分頃から10分ほど雨に雪が混じりました。釧路では2016年の10月20日より3日早く、平年平均の11月10日より24日も早い観測となりました。釧路が全国で最初の初冠雪になったのは、2001年以来で16年振りです。積雪〇㎝ってどうやって観測しているの?まさか人間が物差しで測ってる?
積雪の観測には大きく分けて3パターンがあります。①目盛りのついた雪板を置き、人間が巻き尺等で測る。

②超音波が雪面で反射して送受波器に戻るまでの時間を計測し、温度による音速補正を行う事で、送受波器から雪面までの距離を求める超音波式積雪計。

③受波器と雪面までの距離をレーザー光が雪面に反射して戻ってくるまでの時間を用いて求める光電式積雪計。

以前は超音波式を使っている観測所が多かったですが、積雪面が水平でないと音波の雪面からの反射が送受波器に届かないことなどがあった事から、光電式積雪計を採用する観測所が増えています。(空港等では、昔ながらの雪板を使って観測しているところもある。)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
まとめ
『カマキリの卵でその年の積雪量が分かる』は結構有名な説ですが、残念ながら科学的根拠はないようです。今まで普通に信じていたのでややショックですが、正しい知識が手に入ったので良しとしましょう。おすすめの防災グッズがこちら☟

おすすめのインフルエンザ・ノロウイルス対策はこちら☟

寒さ対策はこちら☟
0 件のコメント:
コメントを投稿