太陽柱とはどんな現象?
『太陽柱』は、たいようちゅうと読み、英語ではサンピラー(sun pillar)と呼ばれる大気光学現象の一種になります。日の出・日没に地平線に対して垂直方向へ太陽から炎のような形の光芒が見られることから、太陽柱と呼ばれています。世界各地の太陽柱の画像↓

アメリカ・ウェストバージニア州

アメリカ・カリフォルニア州

どれも神秘的な光景ですね。
12日には岐阜本巣市で太陽柱が出現!!
12日早朝の岐阜市周辺では、オレンジ色に光輝く空に、太陽から一際目を引く柱状の光芒『サンピラー(太陽柱)』が出現したようです。
引用:冷え切った朝の空に光の柱「サンピラー」が出現 (ウェザーニュース) – Yahoo!ニュース
12日の岐阜県美濃の観測地点を見てみると、、

6時ごろは気温は0.9℃・風も1.2m/sとほぼなかったみたいですね。
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13日には岡山県津山市でも『太陽柱』が!!
13日早朝の岡山県津山市でも『サンピラー(太陽柱)』が出現したようです。13日早朝の津山市の観測地点を見てみると、、

6時ごろは気温が氷点下3.8℃・風も1.4m/sと弱かったようですね。
『太陽柱』のメカニズムは?
『太陽柱』は、空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に、太陽の光が反射することで太陽の虚像として見られます。この現象が見えやすい条件は以下のとおりです。・氷の結晶の向きが揃っていること。
・上空の風が弱いこと。
・気温が低いこと。
・大気が適切な水分量であること。
などが挙げられます。この他にも巻層雲・高層雲などの層状の雲のときの方が見えやすいと言われています。
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ダイヤモンドダストでも同じような現象は見られる!!
氷点下10~20℃以下の空気で発生するダイヤモンドダストでも同じような現象が見られます。YouTubeにダイヤモンドダストで発生したサンピラーの動画があったので、載せておきますね。サンピラー
この現象は極寒の気象条件で、一定の条件が揃わないと見えず、日本では北海道などで1シーズンに数回程度見られるくらいです。
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