『全国地震動予測地図』2018年版を公表!
今後30年以内に震度6弱以上の揺れに襲われる確率を示した『全国地震動予測地図』の2018年版が26日に政府・地震調査委員会から公表されました。『全国地震動予測地図』2018年版がこちら!!
公表された『全国地震動予測地図』の2018年版がこちらです☟
引用:全国地震動予測地図2018年版 | 地震本部
上図の確率が高い場所ほど赤色が濃くなり、相対的に確率が低いところは黄色く表示されています。
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『全国地震動予測地図』の見方!
2.で色にによって確率の高いところを分けていると書きましたが、確率が3%ならおよそ1000年に1回程度・6%では500年に1回程度・26%では100年に1回程度で震度6弱以上の激しい揺れに襲われることを示しています。また確率について地震調査委員会は、3%以上を高い・0.1%以上3%未満をやや高いと位置づけています。北海道沖でのM8.8以上の巨大地震が起こる恐れがあると見直された北海道の東部で確率が大幅に上昇!
26日に公表された今年の予測によりますと、北海道沖の千島海溝沿いの地震活動の評価が「今後、マグニチュード8.8程度以上の巨大地震が起きるおそれがある」と見直されたことを受けて、北海道の東部を中心に確率が大幅に上がりました。昨年4月に公表された前回の予測と比べて根室市で78%と15ポイント上昇・釧路市で69%と22ポイント上昇・帯広市で22%と9ポイント上昇しています!!
北海道での超巨大地震についてまとめた記事はこちらです☟
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首都直下地震・南海トラフ地震が想定される関東地方や太平洋側では軒並み高く!!
首都直下地震や南海トラフの巨大地震などが想定されている関東地方や太平洋側では、引き続き確率が高くなっていて、千葉市が85%と最も高く、次いで横浜市が82%・水戸市が81%・静岡市が70%・東京の新宿区の東京都庁が48%・名古屋市が46%などと前回の予測と比べて横ばいか、1ポイント上昇しています。
気象庁は30年以内に70~80%程度としていますね☟
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他にも霧島連山が噴火すると数カ月以内に巨大地震が発生したという説もあります☟
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1200年前と同じような順番で地震が起きていて、次は南海トラフという説もあります☟
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南海トラフ地震は11月~12月が特に多かったのですよね☟
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土木学会が南海トラフ巨大地震に関する試算をしたのがこちら☟
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首都直下地震に関する記事はこちら☟
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東京都が大規模地震による倒壊の危険度別にランク分けしたのがこちら☟
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土木学会が首都直下地震に関する試算をしたのがこちら☟
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南海トラフ巨大地震・中央構造線帯などの活動の見直しから四国でも確率が上昇!
四国地方では、想定される南海トラフ巨大地震に加え、中央構造線断層帯などの活動の評価が見直されたことから、松山市で46%と前回より2ポイント上がったほか、高知市・徳島市・高松市でいずれも1ポイント上昇しています。
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今月M6.1の地震があった大阪では56%!
5月18日の地震でM6.1の地震が発生した大阪市では56%となっています。
今後30年で震度6弱以上の揺れに襲われる確率が大阪市で56%・奈良市で61%などと評価されています。地震調査研究推進本部によりますと、大阪北部地震の発生を反映しても確率は大きく変化しない見通しで、関西地方でも引き続き地震への備えが不可欠ですね!!
確率が相対的に低くなっている日本海側でも安心は出来ない!
今回確率が相対的に低い黄色で示されているところが多い日本海側の地域でも、平成17年の福岡県西方沖地震・平成19年の能登半島地震・平成28年10月の鳥取県中部でM6.6の地震などが発生し、激しい揺れに襲われています。また国内では活断層の調査が十分に行われていない場所があるほか、まだ知られていない活断層がある可能性があります。平成16年の新潟県中越地震や、平成20年の岩手・宮城内陸地震は、それまで知られていなかった活断層がずれ動いて起きたと見られており、確率が低いからと言って油断は出来ません!!
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