政府の地震調査委員会が『全国地震動予測地図』を公表!
今後30年以内に震度6弱以上の揺れに襲われる確率を示した『全国地震動予測地図』の2018年版が26日に政府・地震調査委員会から公表されました。www.tenkinoarekore.com
それによりますと、北海道沖でM8.8以上の地震活動の評価が見直されたことから、北海道の東部を中心に前回より大幅に確率が上がったほか、南海トラフ地震・首都直下地震が懸念される関東や太平洋側で、引き続き確率が高くなっています。
日本には活断層かどうか明確に特定出来ない推定断層がある!!
活断層には、その位置の確からしさと形態により『活断層』・『活断層(位置やや不明確)』・『活断層(活撓曲』・『活断層(伏在部)』の4つに分類しています。この他にも現時点では活断層かどうか明確には特定できないものは『推定活断層(地表)』・新しい地層に覆われて断層地形が地表で確認されていないが、既往のボーリングや物理探査によりその存在が推定された活断層は『推定活断層(地下)』として分けられています。スポンサーリンク
首都東京の真下にも推定断層はある!!
首都東京の地下にもこの推定断層はあります。以下が東京都心部の推定断層図です↓

これを見ると、JR山手線の内側や隅田川の西側に複数の断層が存在する可能性が指摘されていることが分かりますね。この他にも市ヶ谷や九段・銀座・飯田橋・月島・勝鬨橋・築地・浅草に推定断層が確認されています!!
特に危ないと言われているのが『飯田橋推定断層』!!
これらの推定断層の中でもいつ動いてもおかしくないと考えられるのが、『飯田橋推定断層』です。JR田端駅近くから飯田橋駅付近を通り、四ツ谷駅に至る全長約7kmの推定断層で、過去7万~8万年の間に大きく2回ほど動いていて、ずれも大きいと考えられています。
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『飯田橋推定断層』が震源となれば、国の中枢機能が致命的なダメージ!
4.の地図を見て貰えれば分かるかと思いますが、『飯田橋推定断層』の周囲には国会議事堂や防衛省・東京ドームなどが位置しており、地下鉄も7路線が走っているエリアとなっています。仮に『飯田推定断層』が大地震の震源となれば、国の中枢機能にまでダメージを与えかねません!!専門家は推定断層のリスクが想定されていないと警鐘!!
現在の東京のハザードマップには、これらの推定断層によるリスクを想定せずに作成されており、東京都心で大きな地震が起きてもおかしくないと元日本活断層学会副会長の豊蔵勇氏などの専門家は警鐘を鳴らしています!!スポンサーリンク
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