深海魚が地震の前兆とうする言い伝えは迷信!
東海大学と静岡県立大学の研究チームが深海魚が地震の前兆とする言い伝えは、統計的にみて迷信だと断定する研究結果を論文にまとめて、6月26日に発表しました!『リュウグウノツカイ』は中国では『地震漁』と恐れられてきた!
地震の前兆とされる深海魚の中でも最も有名なのが『リュウグウノツカイ』ですが、太平洋・インド洋・大西洋など、世界中の海の外洋に幅広く分布しています。基本的に海底から離れた中層を漂い、群れを作らずに単独で生活するとされており、本来の生息域は陸から離れた外洋の深海であり、人前に姿を現すことは滅多にないとされています。こうした事もあり、『リュウグウノツカイ』は古くから地震の前兆として知られており、特に中国や台湾などでは『地震魚』・『地震を呼ぶ魚』と呼ばれ、恐れられてきました。5月20日に長崎で捕獲された『リュウグウノツカイ』の画像がこちら☟

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『サケガシラ』も捕獲自体が地震の前触れと言われている!
『サケガシラ』は、水深200~500mの深海に住み、背びれが赤みを帯び、銀白色で平たい体を揺らして泳ぐのが特徴です。名前の由来は、その名の通り頭に裂けたような陥没があるからで、成長すると体長2mほどにもなると言われています。 『サケガシラ』についても捕獲は地震の前触れという言い伝えがあります。詳しくは分かりませんでしたが、普段捕まらない魚&頭が裂けていることから、そう呼ばれるようになったと思われます!5月9日に姫路市沖で捕獲された『サケガシラ』の画像がこちら☟

1928年~2011年までの336件のサンプルから導き出した!
今回の論文をまとめるにあたって、織原義明東海大特任准教授は、気象庁に公開地震データが残る1920年代前半以降、日本近傍で漂着・捕獲されたりした『リュウグウノツカイ』や『サケガシラ』など深海魚8種に関わる学術文献、各地の水族館情報、地方紙記事を収集しました。この結果、1928年11月26日から2011年3月11日までに336件のサンプルが集まったとの事です。スポンサーリンク
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深海魚の漂着・捕獲から30日以内に大地震が発生したケースは新潟県中越地震のわずか1件!!
集まったサンプル336件の中で、深海魚の漂着や捕獲から30日以内に出現場所から半径100㎞以内でM6.0以上の大地震が発生したケースを調べたところ、該当したのは2007年7月16日の新潟県中越沖地震(M6.8)だけだったとの事です!!こうした情報に振り回されない冷静さが必要!!
静岡県立大の鴨川仁特任准教授は、深海魚と大地震とを結び付ける伝承について、「この種の言い伝えはSNSで拡散されがちだが、統計上あくまで迷信と分かった。こうした情報が回ってきても振り回されない冷静さが必要」と話しています。スポンサーリンク
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捕獲・漂着から30日以内という設定はそもそも妥当なのか!?
今回の論文では深海魚が地震の前兆とする言い伝えは迷信と結論付けていますが、そもそも捕獲・漂着から30日以内と言う設定自体が妥当なのかが判断が難しいところですね。30日以内ではありませんが、 東日本大震災・阪神淡路大震災の前にもこうした深海魚は見つかっているという話もあります☟ho-hojp.com
いつ来ても良いように防災グッズを備えておこう!!
日本は地震大国でいつ不意打ちのように巨大地震が来るか分かりません。我々に出来ることと言えば、防災グッズなどを備えて対策することくらいでしょうか?当ブログでも掲載させて貰っている防災グッズがこちら☟
防災士が厳選した3日間生き抜くための39種類44点の防災セットが備わっています!!現在注文が殺到しており、納期には時間がかかるようですが、備えあれば患いなしですね!ちなみに我が家が昨年注文した際には、4か月待ちました!!
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